あいあいのブログ(福島県いわき市にある動物訪問活動のボランティアグループです)

さかい動物病院副院長、酒井紀子が代表となるボランティアグループ”あいあい”では動物訪問活動を行っています。動物を連れて高齢者施設や障害者施設を訪問し、触れ合っていただくことによって癒しや命の温もりを感じてもらうというような活動です。

別れ

最近なかなかブログを更新出来ないでいるのには理由があります
私が写真を選別して加工するのが苦手で進まないというのも一つですが、大きな理由としては悲しい別れがあったからです

平成30年1月13日にチワワのパルくんが、翌月の2月25日にはブルドッグのプーちゃんが亡くなりました

パルくんは”あいあい”歴約8年、初めの頃は臆病で抱っこされるのも少し緊張していたのが、すっかり抱っこ犬になり、抱っこ出来る小型犬代表として”あいあい”にとって居なくてはならない存在になっていました
もともとアレルギー性皮膚炎を持っていて投薬治療をしていたせいか、若くして腎不全になり、たまに体調を崩したりもしていましたが、こんなに早く逝ってしまうとは思っていませんでした

プーちゃんは”あいあい”結成当初から約10年間、暑さに弱く夏はお休みする事が多かったけれど、活動に貢献し、多くの方を癒し、笑顔にしてくれました
一昨年の夏は短頭種に多い呼吸器疾患で生死をさまよいながらも復活し、昨年の夏を無事越せたので油断していました
短命と言われるブルドッグにしては11歳は長生きした方かとは思いますが、まだまだ一緒にいたかったです
きっと先に逝ってしまったパルくんが寂しくて呼んだのかなと思います
生前二匹は同じ屋根の下にいても一緒には生活していなかったけれど、お互いを家族として仲間として想っていたのかなと思います


以前うちで飼っていたラブラドール・レトリバーはあまり他の人に可愛がってもらう機会がありませんでした
その子の死後、もっと多くの人に可愛がってもらえたらよかったかなという思いもあり、”あいあい”を始めました
その点、パルくんもプーちゃんも本当に多くの方に可愛がってもらいました
今でも「今日はブルドッグは来ないの?」って聞かれたり、「小さい犬、抱っこしたい!」って言われたりすると、「ごめんね。今日はいないの」と答えながら“皆の心の中にいるんだなぁ“とパルくんもプーちゃんも幸せだったかなと思っています
パルくん・プーちゃんを可愛がってくれた皆さんにも感謝ですが、やっぱり・・・
パルくん、ありがとう


プーちゃん、ありがとう