あいあいのブログ(福島県いわき市にある動物訪問活動のボランティアグループです)

さかい動物病院副院長、酒井紀子が代表となるボランティアグループ”あいあい”では動物訪問活動を行っています。動物を連れて高齢者施設や障害者施設を訪問し、触れ合っていただくことによって癒しや命の温もりを感じてもらうというような活動です。

出会い

パルくんの死後、しつけ方教室で小型犬の見本として毎回デモンストレーション出来るワンコがいなくなってしまった事を保健所の方に伝えたところ、「今、保健所に譲渡できる小型犬いるけど」って話で、早速2月2日に赤井の抑留所に会いに行ってきました
そこにはヨークシャーテリア3匹(飼育放棄)と黒ポメラニアン(迷い犬)がいました
どの子も人馴れしていて可愛いワンコでしたが、さすがに4匹は飼えないので、その中で一番大人しかったヨークシャーテリア(オス)を即日譲り受けました
他の3匹は愛護団体の方にお世話になったと聞いています

我が家に連れてきたヨークシャーテリアは年齢5歳くらいとの事


飼育放棄されたということだが、飼い主が保健所に連れてきたわけではなく、「息子が犬を実家に置いていって、母が飼っていたが、母が亡くなっても息子が犬を引き取らず、置き去りにされた」ということらしいです
なので、その犬の事をちゃんとわかる人がおらず、正確な年齢も名前もわからない状態でした
冬に我が家にやってきたので、ロシア語で冬という意味の“ジーマ“と名付けました
保健所の方は性格は活発と言っていましたが、家にきて2〜3日はすごく大人しかったです
ほとんど鳴かず、頭を叩かれた事があるのか、触ろうと頭に手を近づけると怯えていました
他の2匹と離れ離れにしてしまったので、寂しかったのもあるかもしれません
その分、気をつけて出来るだけ愛情を注ぎました
段々慣れてくると本領発揮して、今では本当に活発!
ジャンプ力がすごく、ソファーの背もたれを飛び越えて隣の部屋にまで行ってしまいます
そのうち骨折してしまうのではないかと心配するくらいです

もともと猫とも一緒に生活していたらしいので、猫にも負けてません
同居することとなったマロくんは活発なジーマくんにちょっかい出されてたまに反撃し猫パンチ食らわしてます
が、ジーマくん、めげません
本当は二匹で仲良くなってほしいですが、付かず離れずうまくやっています


活発なせいか「大人しく抱っこ」は苦手みたいですが、先代小型犬代表のパルくんのように皆に可愛がってもらえる小型犬になれるよう、これから活動に参加していきますので、よろしくお願いします