あいあいのブログ(福島県いわき市にある動物訪問活動のボランティアグループです)

さかい動物病院副院長、酒井紀子が代表となるボランティアグループ”あいあい”では動物訪問活動を行っています。動物を連れて高齢者施設や障害者施設を訪問し、触れ合っていただくことによって癒しや命の温もりを感じてもらうというような活動です。

2018年5月の動物訪問活動

今回も一ヶ月分まとめての活動報告です

5月2日 はまなす荘にて

シオンちゃんはまだ子犬なのでじっとしてません


エルくん、途中で眠くなっちゃったのかな
ジーマくん、少しずつ抱っこが上手になってきました

5月9日 ハートフルなこそにて


エルくんのおもちゃは健くんには少し大きいかな
ちゃんと貸してあげられる優しいエルくんでした

5月16日 育成園にて

中型犬のマロンちゃん、抱っこされて気持ちよさそう

プリンちゃんは顔をうずめちゃって、猫同士隣にいても気がついてないかも

5月24日 光成園にて

シオンちゃん、活動しながらも色々お勉強です


リアンちゃん、前回の写真ではお顔が見えませんでしたが、今回はしっかり撮れました
美人さんですね

5月28日 エルファロにて



5月31日 千寿荘にて
久しぶりの千寿荘さんでの活動、皆さんお変わりなくお元気そうでした

普段あまり抱っこが得意でない風太くんも上手に抱っこしてくれました
リンくんも気持ちよさそう
皆さん優しくしてくれるので、若くんはお礼にペロペロ

エルくんとジーマくんを並べてみました
だいぶ大きさは違うけれど仲良しです

















2018年4月の動物訪問活動

4/11(水曜日) わいの家にて

若くん、癒しのペロペロしてます
写真はないけど、エルくん・プリンちゃん・モモちゃん・久しぶりの健ちゃん・ゆきちゃんも参加してました
14歳のラブラドール・レトリバーのゆきちゃん、思っていたより元気そうで安心しました
健ちゃんは相変わらず回っていたようです
写真が撮れなかったのが残念です
また是非参加してください

4/18(水曜日) 育成園にて

シェルティのルークくん、初参加でした
きっと緊張はしてたと思うけど、まったく動じないお利口さんでした

4/26(木曜日) 小名浜ときわ苑にて

ルークくんと一緒に暮らすリアンちゃんも初参加してくれました
お顔がよく見えないのは次回のお楽しみという事で
一緒に仲良く並んでいる姿が微笑ましい
二人だと安心だね


今回はいっぱいのワンコ・ニャンコの参加で賑やかでした
ボランティアさんには感謝です

2018年3月の活動?

もう3ヶ月近く前の事となってしまいましたが、“あいあい“の動物訪問活動(アニマルセラピー)の活動報告です

3/7(水曜日) はまなす荘にて

ヨークシャーテリアジーマくん、デビューでした
まだあまり抱っこが得意ではないけれど、最初にしてはよく出来たと思います
少しずつ慣れて抱っこ好きになってほしいです

3/14(水曜日) ハートフルなこそにて

ワンコ達、皆で「伏せ」できるかな
謎の集会みたいになってました

活動の後、小浜海水浴場に寄ってきました

プライベートビーチかのように砂浜独占して楽しそうに走ってました

3/19(月曜日) いわき学園にて


3/26(月曜日) ひまわり荘にて

パピヨンのシオンちゃんもデビューしました
まだやんちゃ盛りなので色々お勉強しながら楽しんで活動してくれたらと思います
頑張ろう

プーちゃんの思い出

ブルドッグのプーちゃんはよく顔が怖いと言われたけれど、性格は甘えん坊で優しい女の子(ワンコ)でした


体重約15kgのプーちゃんを抱っこするのは大変なので、椅子に乗せて触れ合ってもらうことが多かったです


でもたまに抱っこしてくれる方がいてご満悦のプーちゃん


プーちゃんもお散歩はあまり好きではなかったけれど、活動中はけっこう歩きました


暑さに弱い短頭種なので暑い時期はクールベストを着てみたり

濡らしたタオルやアイスノンを首に巻いてみたりもしました


マイペースで

(ピアノの下で勝手に休憩中)

「座ったまま寝る」を特技とし

ドッグランでもお昼寝してました


ソファーが好きで

足元が落ち着く??


お尻にハートマークをつけてる時もありました


10歳頃から尿もれが始まり、オムツをはいて活動に参加するようになりました
ピンクの紙パンツが可愛いでしょ


マロくん(猫)の教育係としても一役かってくれたかな


プーちゃんが亡くなった2月は活動がまったくなかったので、最後の姿は1月25日でした

この一ヶ月後に亡くなるとは思えない元気な姿です
最後まで可愛いプーちゃんでした

プーちゃん、ありがとう






パルくんの思い出


初めて“あいあい“の活動に参加した時は知らない人に抱っこされるのに緊張していました
段々と慣れて、皆さんに可愛がってもらったおかげですっかり抱っこ大好き犬になりました


普段お散歩はあまり好きではなかったけれど、活動中はお散歩も頑張りました


長毛チワワなのに毛が短い時もありました


車で移動中はいつもケージに入っていました


活動中は抱っこされたり


寄り添ったり

見つめ合ったり

ベッドに寝たままの方にも触れ合ってほしくて、その上にのせてもらったりもしました


チワワの割に骨格が大きく少しポッチャリ体型だったので、よく重い!と言われましたが、本人(犬?)は大好きな抱っこをしてもらって気持ち良くてリラックス


家庭でもいつの間にか誰かのそばにいたりして

毎日薬を飲ませなきゃいけなかったけれど、ほとんど手がかからないいい子でした
なぜか歯磨きだけは嫌がったなぁ

(バケツで入浴)

“あいあい“での最後の姿はクリスマス仕様
ちょうどプーちゃんも写ってました


まさかこれが最後になるなんて思っていませんでした
語り尽くせないほどの思い出を残して旅立っていったパルくん
本当にありがとう

出会い

パルくんの死後、しつけ方教室で小型犬の見本として毎回デモンストレーション出来るワンコがいなくなってしまった事を保健所の方に伝えたところ、「今、保健所に譲渡できる小型犬いるけど」って話で、早速2月2日に赤井の抑留所に会いに行ってきました
そこにはヨークシャーテリア3匹(飼育放棄)と黒ポメラニアン(迷い犬)がいました
どの子も人馴れしていて可愛いワンコでしたが、さすがに4匹は飼えないので、その中で一番大人しかったヨークシャーテリア(オス)を即日譲り受けました
他の3匹は愛護団体の方にお世話になったと聞いています

我が家に連れてきたヨークシャーテリアは年齢5歳くらいとの事


飼育放棄されたということだが、飼い主が保健所に連れてきたわけではなく、「息子が犬を実家に置いていって、母が飼っていたが、母が亡くなっても息子が犬を引き取らず、置き去りにされた」ということらしいです
なので、その犬の事をちゃんとわかる人がおらず、正確な年齢も名前もわからない状態でした
冬に我が家にやってきたので、ロシア語で冬という意味の“ジーマ“と名付けました
保健所の方は性格は活発と言っていましたが、家にきて2〜3日はすごく大人しかったです
ほとんど鳴かず、頭を叩かれた事があるのか、触ろうと頭に手を近づけると怯えていました
他の2匹と離れ離れにしてしまったので、寂しかったのもあるかもしれません
その分、気をつけて出来るだけ愛情を注ぎました
段々慣れてくると本領発揮して、今では本当に活発!
ジャンプ力がすごく、ソファーの背もたれを飛び越えて隣の部屋にまで行ってしまいます
そのうち骨折してしまうのではないかと心配するくらいです

もともと猫とも一緒に生活していたらしいので、猫にも負けてません
同居することとなったマロくんは活発なジーマくんにちょっかい出されてたまに反撃し猫パンチ食らわしてます
が、ジーマくん、めげません
本当は二匹で仲良くなってほしいですが、付かず離れずうまくやっています


活発なせいか「大人しく抱っこ」は苦手みたいですが、先代小型犬代表のパルくんのように皆に可愛がってもらえる小型犬になれるよう、これから活動に参加していきますので、よろしくお願いします



別れ

最近なかなかブログを更新出来ないでいるのには理由があります
私が写真を選別して加工するのが苦手で進まないというのも一つですが、大きな理由としては悲しい別れがあったからです

平成30年1月13日にチワワのパルくんが、翌月の2月25日にはブルドッグのプーちゃんが亡くなりました

パルくんは”あいあい”歴約8年、初めの頃は臆病で抱っこされるのも少し緊張していたのが、すっかり抱っこ犬になり、抱っこ出来る小型犬代表として”あいあい”にとって居なくてはならない存在になっていました
もともとアレルギー性皮膚炎を持っていて投薬治療をしていたせいか、若くして腎不全になり、たまに体調を崩したりもしていましたが、こんなに早く逝ってしまうとは思っていませんでした

プーちゃんは”あいあい”結成当初から約10年間、暑さに弱く夏はお休みする事が多かったけれど、活動に貢献し、多くの方を癒し、笑顔にしてくれました
一昨年の夏は短頭種に多い呼吸器疾患で生死をさまよいながらも復活し、昨年の夏を無事越せたので油断していました
短命と言われるブルドッグにしては11歳は長生きした方かとは思いますが、まだまだ一緒にいたかったです
きっと先に逝ってしまったパルくんが寂しくて呼んだのかなと思います
生前二匹は同じ屋根の下にいても一緒には生活していなかったけれど、お互いを家族として仲間として想っていたのかなと思います


以前うちで飼っていたラブラドール・レトリバーはあまり他の人に可愛がってもらう機会がありませんでした
その子の死後、もっと多くの人に可愛がってもらえたらよかったかなという思いもあり、”あいあい”を始めました
その点、パルくんもプーちゃんも本当に多くの方に可愛がってもらいました
今でも「今日はブルドッグは来ないの?」って聞かれたり、「小さい犬、抱っこしたい!」って言われたりすると、「ごめんね。今日はいないの」と答えながら“皆の心の中にいるんだなぁ“とパルくんもプーちゃんも幸せだったかなと思っています
パルくん・プーちゃんを可愛がってくれた皆さんにも感謝ですが、やっぱり・・・
パルくん、ありがとう


プーちゃん、ありがとう