あいあいのブログ(福島県いわき市にある動物訪問活動のボランティアグループです)

さかい動物病院副院長、酒井紀子が代表となるボランティアグループ”あいあい”では動物訪問活動を行っています。動物を連れて高齢者施設や障害者施設を訪問し、触れ合っていただくことによって癒しや命の温もりを感じてもらうというような活動です。

ボランティア活動とは?

今回は活動報告ではなく、私・酒井紀子の考えるボランティア活動について書いていきたいと思います

今回このようなブログを書こうと思ったのは、「何がボランティア活動だか?」というご意見を頂いたからです😢

このご意見を頂いて、ボランティア活動と言っても様々な活動があり、人それぞれボランティアという言葉からイメージするものは違うと再認識させられました

 

まずボランティアとは一般的に〈自らの意志により公共性の高い活動へ参加する人のこと、またはその活動のこと〉、〈自発的な社会奉仕〉(ウィキペディアより)とされています

文部省の定めるボランティア活動の基本理念としては公共性・自発性・先駆性が挙げられています

"あいあい"でボランティアさんを募集する際も、自発的に無償で社会貢献するという事を理解して参加してもらうようにしています

 

では皆さん、動物に関するボランティア活動と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

まず思い浮かぶのは愛護団体のような保護犬・保護猫に関するボランティア活動ではないでしょうか?

保護犬・保護猫が幸せになるためには重要なボランティア活動です

ですが、実情は次から次へと犬・猫が保護され、里親を見つけるのも大変で、現場は疲弊していると聞きます

その実情に抗うためには、保護される犬・猫を生みださないようにするべきではないかと考え、飼い主教育が大切だと思いました

ペットとして飼育された動物がペットとして一生を終えられるように、その一生が幸せであるように、私に出来ることは何だろう?と考えた時に"あいあい"の活動になりました

 

また普段家でペットと共に生活している私は、日常的にペットと触れ合う事で幸福感を感じています

その幸福感を他の方にも体感してほしい、そんな気持ちもあります

ペットからの幸福感を得るにはまずペット自身が幸せでないといけません

ではペットが一番!かというとペットだけが幸せでもダメで、ペットも飼い主も共に幸せでなければいけないと思います

ペットも飼い主も幸せになる方法は簡単ではないかもしれないけれど、仲間と共に考えれば最善の方法が見つかるはず、そんな仲間作りにも"あいあい"を利用してほしいのです

 

このように私の考える動物に関するボランティア活動とは、自分を犠牲にしてまで動物に尽くすという事ではなく、動物と人とが共に幸せになるための社会を考えていくという事+幸せのおすそ分けです

こんな私の考えに共感してくれる方と共に2022年も"あいあい"の活動を続けていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いします

 

このブログを読んで、自分も仲間になりたいと思ってくださった方がいれば、新規ボランティアさんも常時募集しています😊

メール(aiai200712@gmail.com)にてお問い合わせください

 

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